連載「ダイヤモンド決算報」では、44業界の主要企業について2021年8~12月における直近四半期の決算における売上高を基に各社が置かれた状況を分析してきた。今回は、中でも反響の大きかった記事をピックアップして紹介する。最も多い3月期決算企業が決算発表シーズンを迎えるにあたり、12月までの四半期の業績をチェックしておこう。
東京海上・SOMPO・MS&ADで唯一、減収に陥った企業とその要因は?
東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの「損害保険」業界3社のうち、東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングスは前年同期比で増収だった。一方で、MS&ADインシュアランスグループホールディングスは減収となった。3社の中で唯一、減収となった要因は何だったのか。
かんぽ生命の減収ラッシュ止まらず…生保3社の明暗分けた重すぎる「代償」
第一生命ホールディングス、かんぽ生命保険、T&Dホールディングスの「生命保険」業界3社では、第一生命ホールディングス、T&Dホールディングスが前年同期比で増収、かんぽ生命保険が減収だった。かんぽ生命は今回取り上げる過去9四半期全てで前年同期比減収となっていた。各社の増収率の推移を紹介するとともに、かんぽ生命の状況について解説する。
中外製薬が製薬4社で断トツの大幅増収、立役者となった「2つの薬」とは
中外製薬や武田薬品工業などの「製薬」業界4社は、いずれも前年同期比で増収となった。中でも、中外製薬は5割超の大幅増収となっている。背景には、業績をけん引した「二つの薬」の存在があった。
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