大手ゼネコンの清水建設で、執行役員になってわずか1年で序列をごぼう抜きする幹部が続々と出てきている。彼らも食い込む次期社長レースの全貌を明らかにする。また、伝統的に建築、土木、事務、営業の各畑から1人ずつ選ばれてきた次期副社長レースの顔触れにも迫る。(ダイヤモンド編集部 松野友美)
執行役員になってわずか1年で
ごぼう抜きする幹部が続々
2022年春、大手ゼネコンである清水建設にトップ交代人事はなかった。ただし、水面下で変化が起きている。
執行役員になってわずか1年で、ポジションをごぼう抜きする幹部が続々と出てきているのだ。
次ページでは、次期社長レースにおける現在までの本命とともに、ごぼう抜きを果たし、これからの出世次第でレースに食い込んでくる3人を明らかにする。また、伝統的に建築、土木、事務、営業の各畑から1人ずつ選ばれてきた次期副社長レースの顔触れにも迫る。