一帯が「仁和寺御所跡」として国の史跡に指定されている仁和寺一帯が「仁和寺御所跡」として国の史跡に指定されている仁和寺

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「新緑が映える京都のお寺で「御朱印さんぽ」です。待ちに待った春到来! ぽかぽか穏やかな陽気は、御朱印さんぽにもぴったりです。今回は、全国随一のパワースポットである京都のお寺のなかでも、新緑が映えるおすすめのお寺をご紹介します。観光や久しぶりの帰省とあわせて、ぜひ訪れてみてくださいね!(文・写真/『御朱印でめぐる全国のお寺 週末開運さんぽ』取材・執筆担当 土屋朋代)

先端技術でより深くお寺の魅力にふれられる
仁和寺(京都府京都市右京区)

宿坊に滞在すると朝のお勤めに参加できる宿坊に滞在すると朝のお勤めに参加できる

 仁和寺は、平安時代初期の888(仁和4)年に第59代宇多天皇によって創建。宇多天皇は譲位後に出家、同寺の住職となったことから「御室御所」と称され、明治期まで皇族が住職を務めるなど皇室との縁が深い、全国でも珍しいお寺です。広々とした境内には、五重塔や二王門など、江戸時代に建立された歴史的な建造物が建ち並びます。