「お店から愛されない客」がやりがちな、2つのマナー違反とは?人から愛されない人はマナーが悪い(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ禍で、仕事でもプライベートでも「出会いの数」が少なくなっている今、いかに出会いを増やすかより、出会った人に「また会いたい」と思ってもらえるか、という逆転の発想が必要です。そんな時代に、素敵な人と出会う機会が生まれ、好印象を持たれ、結果的に運がよくなるという人生の好循環が生まれる人は、どのような振る舞いや行動をしているのでしょうか。前回に続き、作家・中谷彰宏さんの新刊『人はマナーでつくられる』(青春出版社)から、学校や会社では教えてくれないけれど大切な「無意識のマナー」を抜粋紹介します。

サービスは、お客のレベルに比例する

「あそこの店は評判がいいけど、行ってみたらサービスがいまいちだった」と言う人がいます。これはまったく当てになりません。

 サービスは、お客様のマナーのレベルに比例するからです。行ったタイミングや運がいいのではなく、マナーがいい人だけ、いいサービスを受けることができるのです。

「なんであの客にばかりよくして、自分は邪見にされるんだ」と怒る人がいますが、お店のサービスが悪かったとしたら、「自分のマナーが悪かったのかな」と反省したほうがいいのです。

 これは世の中全般に言えることです。人から愛されない人はマナーが悪いのです。「あの人は美人だから愛される」「あの人は若いから愛される」と思った瞬間に、自分のマナーの悪さを反省していないことになります。