婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%!「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。
マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回はその中から、返答に迷う質問への答え方について紹介していきます。(初出:2021年6月26日)
相手の詮索を上品にかわす方法
親しくない方との会話で躊躇する話題といえば、個人情報や家族のことなどが思い浮かぶと思います。では、もしこのようなことを聞かれたらどう答えましょうか?
・本人やご家族の会社名、役職、収入、学校名
・ご家族の有無
・年齢
・お住まいの具体的な場所
・政治、宗教の話題
たとえば、「ご主人はどちらの会社?」と聞かれた場合など……。
そんなときは、「それはちょっと……」と、困惑したりごまかしたりするのではなく、
「会社名は申し上げられないけれど、金融関係なのよ」など、伝えられないことと伝えられることを毅然と伝えたほうが、「自分をきちんともっている方」、「あら、私失礼なことを聞いてしまったわ」と、相手に思わせる効果があります。
ここから先はお答えできませんというラインをきっちり引くことができるのが、大人の女性です。ただし、言葉遣いはソフトに!
『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね。