「猛暑なのに節電の夏」でおじさんが知恵を結集!常識をぶっ壊す節電術写真はイメージです Photo:PIXTA

本格的な夏はまだだというのにこの暑さ。そして電力の切迫はどうやら事実であるようだから恐ろしい。国民一人一人が、少しずつでも節電に努めなければならないだろう。ここで筆者を含め中年男性が頭をひねった節電術を伝えたい。(フリーライター 武藤弘樹)

厳しい暑さが予想される今夏
どうしたら節電できるというのか

 東京電力管内で、電力の安定供給のため発令されていた「電力需給ひっ迫注意報」が6月30日で解除された。しかし、7月1日からは政府が全国的に節電を呼びかけている。これは7年ぶりだという。
 
 電力がひっ迫する要因はいくつもあり、気象的要因に加え、稼働できる発電所が現在少なくなっていることや、コロナ禍の自粛緩和で元気に動き始める都会……などが複合的に絡み合っている。今年の冬はさらに電力がひっ迫する見通しというからおそろしい。
 
 節電の呼びかけに具体的な数値目標は設けられていないが、みんなが少しずつ気をつければ相当な節電が見込めるはずであり、すなわちこの度の電力ひっ迫の行く末は我々国民一人一人の双肩にかかっているのかもしれない。
 
 そこで筆者は、使命感に燃えるアラフォーの男性らと「今、私たちに何ができるか」を話し合った。

 近代のガジェットを使いこなす我々は、当然ウェブでの会議となった。その会議をやめれば節電になるというツッコミもあろうが、イメージとしては暗い部屋のような空間でぐるりと寄り集まってやっているようなものと思ってほしい。
 
 本稿が、現代日本人の“節電”における新たなる可能性の扉を開く、その一助となることを願いたい。