オーロラの下、北欧デザインの神髄を知る マンシャウエン(ノルウェー)

マンシャウエン(ノルウェー)窓ではなくガラスの壁。未体験の解放感が味わえる

 著名な探検家ボルゲ・オウスラントが購入したノルウェーの小島に建てたリゾート。海に突き出したキャビンは、床から天井まで一面ガラス張り。シンプル・モダンの北欧デザインの王道をいく建物では、部屋にいながら夜空を舞うオーロラを眺めることができます。客室は不要なものを排除されており(キッチンはあるがテレビはない)、また棚とテーブルが共用になっていたり、引き出しがベンチの代わりになったりと、北欧デザインの重要な概念である「ミニマリズム」の思想が反映されています。実際のところ、ノルウェーの厳しくも美しい海と自然を昼夜となく眺めるなら、ただ大きな窓があればいいので、室内に余計な装飾は不要です。

北欧らしい白木のぬくもりと冷たいガラスの組み合わせ白木のぬくもりと冷たいガラスの組み合わせがいかにも北欧らしい

 リゾート内には独立した7つのキャビンがあり、食事はメインハウスにあるレストランで。地元産の新鮮な海産物を使ったノルウェー料理をワインやビールとともに楽しめます。メインハウスの2階にはラウンジやライブラリーがあります。部屋では静かに自然と向き合い、ラウンジでは宿泊者同士交流を深めるのもいいでしょう。