もしかして、育ちがいい?「いい家で育った」と言われる人のたった1つの特徴
家のしつらいや、食卓に季節感を取り入れている
暮らしに「季節感」を取り入れるというと難しく考えがちですが、季節の花を飾ったり、12月に入ったら少し早めにリースなど、クリスマスモチーフのものを飾る。ほかにも、大掃除のあとに、一足早く干支の置物を飾るなど、家のしつらいで季節を楽しむのもおすすめです。
また、夏はガラスだったスープの器を、秋冬は、温かみの感じられる木の素材にしてみる。季節のお菓子や、旬の野菜を味わってみる、など、五感をほんの少し敏感にして、暮らしを楽しもうとするだけでよいのです。
たとえば、箸置きなどは、比較的リーズナブルな物も多いので、楽しみがてらさまざま集めておき、季節に合ったものを使えば、食卓からそれとなく季節が感じられ、おもてなしの時にも喜んでいただけます。
このように、旬を意識することで、普段のふるまいやおつきあいにも奥行きが出て、あなた自身だけでなく、周りの方にも豊かさを届けることができます。何より、慌ただしい毎日の中でも一瞬立ち止まって季節の移り変わりを感じることで、自然に対する感謝と、幸せを味わうことができるのです。
季節を大切にできる心の豊かさは、やはり「育ちの良さ」を感じさせてくれますね。
『旬のカレンダー』では、普段の生活のなかの、衣食住にまつわる「今、旬のもの」「今、したいこと」を400個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、旬のものを味わい、年中行事をたのしむことは、慌ただしい日々のなか、少し立ち止まって心を落ち着けてくれるだけでなく、丁寧な暮らしをしている自分を、なんだか少し好きになれるもの。マンネリしがちな日々の予定や、お金をかけずに楽しめることを考えるのは、けっこう大変なもの。年中行事のほか、季節料理、旬の野菜、魚、菓子、花、など、暮らしと心を豊かにしてくれる様々なことを紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。