「今日、何する?」「どこ行く?」「何食べる?」と思ったとき、開くと必ず答えが見つかる書籍、『旬のカレンダー』。1年12ヵ月、四季に合わせてそのとき「旬」の、食べ物、花、レジャー、家事、行事、そして神社参拝やお墓参りの作法……など、お金をかけなくても毎日を充実させるために知っておきたいことを400個以上も紹介しています。今回は、Dr.コパさんに伺った立春前の開運法について紹介します。

「立春前・掃除」で開運!

【神様】は見ている。汚い人は運も悪い! 立春に神様が見る、意外な場所Photo: Adobe Stock

間も無く節分、そして立春ですね!

旧暦では、立春から新しい年が始まると考えますから、節分は旧暦の上での大晦日、1年の最終日。

節分の日に行う豆まきには、厄の大掃除をするような意味があります。

厄がついた家では、運気が運は上がりませんから、これを機に家の厄をしっかりと払ってしまいたいですね!

この日は、豆まきの前に家を掃除しておくことも大切です。

年末に大掃除をしたばかりですから、さっとで構いませんが、床をきれいにしましょう。

敷いてあるマットを洗濯したり、新しいものにするのもいいでしょう。

厄は床に落ちますから、これをやるかやらないかで、立春以降の運気は変わってきます。

また、すべての運気は玄関から入ってきますから、玄関の掃除も忘れずに!

余計なものを片付け、たたきを水拭きするなどして、床はとくにきれいにしておきましょう。

仕上げに、豆まき(やり方は、こちらの記事で紹介しています)をして、家の中に溜まった厄を払えば、立春からのよい運気に乗れること間違いなしです!

豆まき後は、1年間の無病息災を祈り、自分の年齢の数だけ福豆を食べましょう。

昔ながらの風習、季節ごとの行事は、厄落としや開運になるものがほとんどです。暮らしに行事を取り入れている方に、運がいい方、お金持ちの方が多いのは、日常的に厄落としと、開運行動を繰り返すことで、悪いこととの縁は早く切れ、よいことは余すことなく受け取れる準備ができているからです。

由来や意味を知らなくても、開運目的でなくても、効果はあります。

たのしみながらできることばかりですから、今年はぜひ、季節の行事や、日本の伝統行事を暮らしに取り入れてみてくださいね。

『旬のカレンダー』では、普段の生活のなかの、衣食住にまつわる「これやりたかったのに、もう過ぎてる!」「もっと早く知っていれば!」と思うようなことを400個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、旬のものを味わい、年中行事をたのしむことは、慌ただしい日々のなか、少し立ち止まって心を落ち着けてくれるだけでなく、開運にもつながります。行うだけで開運につながる年中行事のほか、季節料理、旬の野菜、魚、菓子、花、など、暮らしと心を豊かにしてくれる様々なことを紹介しています。参考にしてみてくださいね。