「AIアバター」作成におじさんが挑戦！出来栄えに満足した後に気づいた真の楽しみ

おまけ：「ペット画像から」「テキストから」画像を生成する

　さてここからはおまけだが、他にもAIアバターを生成してくれるはやりのアプリはいくつかあって、これらも面白いので簡単に紹介しておきたい。

「Voilà AI Artis」は、読み込ませた画像からイラスト風のアバターを仕上げてくれる無料アプリ（有料のメニューもあり）だ。ペット画像をイラスト風アバターに仕上げてくれる機能が人気となっている。うちにも猫がいるので作ってみようと思っていたら、折よくPC作業を邪魔しに近寄ってきたので撮影し、アバター生成を試みた。

　いかがだろうか。筆者の作業を邪魔して関心を引こうとする猫の身勝手な欲望がAIによって看破され、描画されたようである。猫には関係ないが、窓の外に外国風の建物が勝手に出現している点も感心ポイントである。

　この画像はかなり雰囲気がある出来となったが、大体はかわいく仕上がるようである。

 

「AI　PICASSO」も、アップロードした自分の画像を元にAIアバターを生成してくれるアプリである。AIアバター生成は有料だったので今回は試していないが、このアプリには「テキストから画像を生成する」という面白い機能が付いている。

　そこで試しに、「すこぶる美男子たる武藤という中年」と入力してみた。そしていざ生成しようとすると、任意で選べるスタイルのところに「サイバーパンク」の文字があったので、これにチェックを入れて生成を開始する。すると、今回生成した画像の中でもっとも気に入るものが完成した。

　世が世なら、この中年男性像になるのを目指そうかと思わされるくらいの説得力に満ち満ちた画像である。サイバーで顔がよくわからないのにもかかわらず、“武藤っぽさ”が伝わってくる点もものすごい。

　AI PICCASOのテキストから画像を生成する機能は基本無料で、文言を増やしていくほど画像を具体的にしていけるので、使いこなせればかなり幅広い画像を描き出すことができそうである。

　SNS全盛の時代で、アイコンの重要性は増した。はやりものだからといって、AIアバター生成をバカにしてはいけない。やり込むほどに面白い、遊び、楽しめるコンテンツである。