「最高に効率のいい働き方」とはどんな働き方でしょうか?DXによって改善された業務フローや、テレワーク&オンライン業務などの自由度の高い働き方……などそれぞれ思い浮かぶことはありますよね。しかし、じつはもっと重要なことが。それは「感情コントロール力」です。一体なぜ「感情コントロール力」が大切なのでしょうか?そこで今回は大嶋祥誉さんの新刊『マッキンゼーで学んだ最高に効率のいい働き方』からマッキンゼーのエリート達が実践していたという平常心の大切さについて抜粋し紹介します。
スキルやテクニックよりもはるかに重要な基本習慣とは
今、ビジネスパーソンに最も求められている能力は何だと思いますか?
論理的思考力?デジタルスキル?コミュニケーション能力?いえいえ、じつはそれよりはるかに重要なことがあります。
それは「感情コントロール力」です。
私たちは日常、さまざまな感情が湧き起こります。とくにこのコロナ禍で、仕事環境が一変。テレワークやオンライン業務に急に移行したことで、仕事先との連携がうまく図れず、社内コミュニケーションも不足して、一人で仕事を抱えてしまい、感情を乱しやすくなっている状況があります。