辺の長さをそれぞれ2乗した結果をたすと…
そして、これらの結果(324と576)をたすと、「324+576=900=30^2」となります。ここから、「三平方の定理の逆」により、3辺の長さが18cm、24cm、30cmの三角形は、斜辺が30cmの直角三角形であることがわかります。18cmの辺と24cmの辺の、どちらかが、底辺か高さになります。
これにより、この三角形の面積は、「18×24÷2」で求められます。
18×24÷2=18×12となり、「十の位が1の2ケタの数どうしのかけ算」であるので、おみやげ算を使って計算すると、次のようになります。
18×12=(18+2)×(12-2)+8×2=200+16=216
三角形の面積は、216cm^2ということですね。
「18×12」は、他の方法でも計算できますが、おみやげ算をひとつの暗算法として取り入れてみるのはいかがでしょうか。おみやげ算ができるようになれば、今回の問題を15秒以内に解くことも可能です。11×11~19×19の暗算をマスターするために、新刊『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』がおすすめです。