(2)タンパク質

 朝食と同様に、昼食の時間帯はタンパク質を消化してくれる胃が最も働きます。肉や魚など、多少カロリーやボリュームが多くても大丈夫です。揚げ物や脂っこい食べ物が好きな方は昼食に食べるとよいでしょう。その際は、野菜も一緒に取りましょう。

 コンビニで昼食を選ぶ場合は、コンビニのお弁当は野菜が少なく、ご飯が占める割合が多いので、単品を組み合わせることでタンパク質と野菜を増やすようにしてください。

 以下、昼食のおすすめのメニューを紹介します。

■外食編
 ・親子丼+ホウレンソウのおひたし+みそ汁
 ・チキンカレーライス+サラダ
 ・魚介のパスタ+野菜スープ
 ・豚のしょうが焼き定食
■コンビニ編
 ・おにぎり+蒸し鶏サラダ+果物
 ・おにぎり+おでん(大根、卵)+海藻サラダ
 ・野菜とチキンのサンドイッチ+トマトスープ+フルーツヨーグルト

家で、レトルト食品やインスタント麺を食べるときのコツ

 買ってきたコンビニ総菜や、レトルト食品・インスタント麺などを家で食べる場合も、ひと手間加えることで、栄養バランスが整います。満足感が増し、栄養バランスのいいレシピを紹介します。

(1)カップラーメンに野菜やタンパク質が取れる食材をプラス
 市販のカップラーメンはそのまま食べるのではなく、そのままでも食べられるカイワレ大根、ブロッコリースプラウト、蒸し鶏や、ゆで卵を入れて作ってみましょう。タンパク質と野菜のカリウムが摂取でき、食べ応えと満足感が得られるものになります。

(2)レトルトのカレーに肉や野菜をプラス
 レトルトのカレーは、タンパク質とビタミン・ミネラルが不足しがちです。肉や野菜を炒めてレトルトのカレーにトッピングすれば、不足しがちな栄養素を補え、ボリュームもアップします。

(3)コンビニの唐揚げやチキン+サラダをパンにサンド
 コンビニのレジ横に置いてあるホットスナックと野菜サラダをパンに挟めば、タンパク質と野菜が取れるサンドイッチが作れます。野菜の量を自分で調整できるので、たくさんの野菜を取ることができます。