役割を果たすために、物事のいいところはいい、悪いところは悪いと、公平な目で判断し、いいところはどんどん取り入れようとします。
ここでの悩みのように、「高圧的」「怖いと思われる」といった「責任感」がマイナスにあらわれていることも、自分にとっての大きなエネルギーにできるのです。
「責任感」がマイナスにあらわれると
では、なぜ「高圧的」「怖い」と思われてしまうのでしょうか。
このような人は、強い責任感を、自分だけでなく周囲の人に向けることもあります。ほかの人の行動についても、「いい／悪い」をチェックし、悪い部分を正そうとするのです。
悪い部分を正そうとアドバイスするのは、悪いことではありません。
問題となるのは、その伝え方です。
時には強い責任感から、なんとしても、自分の主張を相手に認めさせようと、つい語気が荒くなったり、表情が厳しくなったり、攻撃的な表現をしてしまうことがあります。
相手にしてみれば、唐突に詰め寄られたのも同然です。
結果として、責任感がマイナスに出て、「高圧的」と思われてしまうのです。
「責任感」がプラスにあらわれると
ではどうすれば、責任感をプラスの出方にすることができるのでしょうか。
マイナスからプラスへの変身のコツは「相手が受け入れやすい言い方をする」ことです。
