子どものスマホ・携帯電話の所有率大阪府「生活調査」(2022年)、小中高生3万959人に調査、一部抜粋
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小学校高学年で約半数が自分のスマホを持っている

子どものスマホ、いつから持たせるべき?専門家が「与えてOK」の判断基準を解説『AERA with Kids 2023年 春号』
AERA with Kids編集部
定価998円
(朝日新聞出版)

 昨年、竹内先生が関わった大阪府の調査によれば、小1男子で20%弱がスマホを持ち、携帯電話(キッズケータイ等)を上回る結果に(グラフ参照)。「これまでは中学入学時にスマホデビューする子が多かったのですが、最近では小学校高学年で持つ子も約半数。子どもの中でスマホは“当たり前”になっています」

取材・文/AERA with Kids編集部

※「AERA with Kids 2023年春号」から一部抜粋

〇竹内和雄さん
兵庫県立大学環境人間学部准教授。公立中学校で生徒指導主事等を経て現職。総務省、内閣府等で子どもとネット問題についての委員を歴任。著書に『こどもスマホルール』(時事通信社)など。
〇高橋暁子さん
ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。専門は10代のSNSや情報リテラシー教育。東京都で小学校教諭等を経て独立。著書に『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)など。中学生の母。

AERA dot.より転載