頑張っているのに成果が出ない。どうすればいいのか、途方にくれる人も少なくないだろう。そんな人におすすめなのが、『1位思考──後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣』。「週刊ダイヤモンド」「トップポイント」など数々の書評で絶賛。創業9年目で売上300億円にしたアンカー・ジャパンCEOの猿渡歩氏、初の著書だ。猿渡氏は「適度にサボると生産性は上がる」という。コンサル→ファンド→27歳アンカー・ジャパン入社→33歳アンカーグループ最年少役員→34歳アンカー・ジャパンCEOになった著者が、参入したほぼ全製品カテゴリーでオンラインシェア1位になった秘密は、シンプルな6つの習慣にあった。本書の一部を抜粋しながら急成長の秘密を明らかにしていこう。

1位思考Photo: Adobe Stock

 前回、勉強したいがどうしても時間がない人のための時間捻出法を紹介した。

 方法は基本的に次の4通りしかない。

1 効率化
2 選択と集中
3 同時にやる
4 アウトソース

 前回、1と2を紹介した。

 今回は、3と4だ。

3 同時にやる

 私は自宅ではスピンバイクをこぎながら、タブレットでニュースを読みつつ、ツイッターをやったりする。

 とにかくやりたいことが多すぎる私のような人間は、同時にできるものがあるなら削らずにできるので、検討してみるのもいいと思う。

 個人的なお薦めは、インプット法(→本書P80)でも紹介した、筋トレをしながらオーディブルで本を聞くことである。

 読書が習慣化していない人ほど、「今日は本を読むぞ!」と意気込んで始める人が多い。

 だがそれだと続かない。

「聞く」のはなかなか便利なもので、両手両足も目も空いているので、同時にいろいろ他のことができる。

 音楽を聞きながら仕事や勉強をする人は多いが、それを読書に置き換えるだけ。これなら継続しやすい。

 なかには本を読みながら勉強するのは脳が混乱しそうという人もいるかもしれない。

 だが、慣れれば両方こなすこともできるし、さらに慣れてくれば2倍速、3倍速で聞くこともでき、脳も活性化する。ぜひトライしてみてほしい。

4 アウトソース

 普通に生活しているだけでも、しなければいけない家事が多い。

 料理、洗濯、掃除などは一人暮らしでもやらなければならない。

 私は普段の食事は外食か出前にしており、自炊はしていない。

 料理が趣味の人は一石二鳥なので効率的だと思うが、そうでない私のような人には必要な時間ではない。

 洗濯は洗濯乾燥機に任せている。

 逆転的な発想になるが、それで大丈夫な服しか基本的に着ない。

 アイロンが必要な服などは少し高くつくが、クリーニングに出す。

 家の掃除は基本ロボット掃除機にやってもらい、簡単な水回りは自分でやる。

 風呂掃除はしっかりやると時間がかかるので、業者に定期的に依頼している。

 もちろんアウトソースすると、出前業者、クリーニング業者、清掃業者に対して追加費用が必要になる。

 ただこれもタクシーと同じで、時間を買うと思えばお買い得と考えている。

 特に時短家電などは、初期投資は高くつくと思われるかもしれないが、使用頻度から逆算し減価償却して考えれば、多くの人にとってかなりお買い得だと思う。

プライベートも仕事も充実させよう

 これら4つの「時間のつくり方・使い方」により捻出できた時間を一体どうするか?

 すべて仕事や勉強にあてていると思われたかもしれないが、実はそうではない

 海外ドラマが好きなのでよく見るが、ハマってしまうとどんどん次のエピソードが見たくなり、かなりの時間を費やしてしまう。

 海外ドラマは続きが気になる終わり方をするものが多いので、つい深夜まで見てしまう。

 こういうエンターテインメントを楽しむ時間を少しでも確保するため、やるべきことの効率を高め、時間を生み出す工夫をしている。

 パートナーや子どもがいる方であれば、捻出できた時間で彼ら彼女らとすごす時間を増やすことができる。

 家族とのコミュニケーションの時間が増えれば、私生活もより円滑になるだけでなく、普段のストレスも軽減できるだろう。

 本書第6章「サボる習慣」で詳しく触れるが、息抜きの時間があったほうが、机に向かい続けるより成果を最大化できる。

 遊ぶことで、プライベートもより楽しく、仕事もよりはかどる

 本書第3章「学ぶ習慣」で紹介した方法を実践し、遊びや仕事が少しでも充実するようになれば、あなたの人生はますます輝くはずだ

(本稿は『1位思考』の一部を抜粋・編集したものです)