コアイメージをつかめば簡単!
「そんなにたくさん意味があるんじゃ、覚えられないよ」と思うかもしれませんね?
でも、大丈夫です。安心してください。
まず、その動詞がどういう動詞なのか、イメージをつかんでしまいましょう。
たとえば、makeといえば「作る」ですが、他に「(人や考えを)変化させる」「行動する」といった意味で使われます。
共通するのは、
「ゼロから何かを作り出す・生み出すのではなく、すでにある素材に手を加えて形や行動、状態などを『作る』」
というイメージです。
これが、私が皆さんにぜひ覚えていただきたい「makeのコアイメージ」です。木で言えば「幹」ですね。
このコア、幹から派生・発展して、さまざまな意味で使われているわけです。
この「コアイメージ」をつかめば、
「なるほど、makeってこういう動詞なんだな」
と、血の通ったものとしてとらえられるようになります。
そうなると、makeが持つ意味(木で言えば「葉」)を一つひとつ暗記しなくても自然に頭に入ってくるようになります。
逆に言えば、コアイメージをつかめていないのに、あれこれ覚えようとしても無理というものです。