世界初となるフォルダブルPC「ThinkPad X1 Fold」
世界初となるフォルダブルPC「ThinkPad X1 Fold」 すべての画像提供:レノボ・ジャパン

世界初の折りたためる有機ELディスプレイ搭載PC

折りたためる有機ELディスプレイ「フォルダブル」の展開は、スマートフォンからモバイルPCの世界へと広がっている。レノボ・ジャパン(Lenovo)は世界初のフォルダブルPC「ThinkPad X1 Fold」を10月13日に発売する。

ThinkPad X1 FoldはモバイルPCとしては標準的な13.3インチディスプレイを搭載するタブレットデバイスだ。2つ折りに畳める画面によって、女性のハンドバッグにも入る携帯性の高さを実現している。

画面は180度まで展開でき、自由な角度に固定できる。モバイルディスプレイのようにスタンドに立てて使うことも、半分まで開いて電子書籍を読むこともできる。専用Bluetoothキーボードを載せれば、ThinkPadのノートPCのようにも使える。モバイルPCの新しいスタイルを提案するデバイスだ。

OSはWindows 10を搭載。マルチウインドウ機能はカスタマイズされており、2つのアプリを左右または上下に開いてのスムーズに作業できるようになっている。

またこのモデルでは、CTO(custom to order:注文内容に応じて製品仕様を変更して生産する)で5Gモデムも選択できる。ThinkPadの5G対応モデルとしては最初期の製品となる。