theLetter:ニュースレター配信サービス

 

OutNowはジャーナリストや専門家が、ニュースレター配信を通じて、“個人ブランド”として月額収入を得られるサービス「theLetter」を開発し提供する。海外で先行するSubstackやRevueのようなニュースレタープラットフォームを目指す。

Oh my teeth:マウスピースを使った歯科矯正のD2Cサービス

 

Oh my teethはマウスピースを使った歯科矯正のD2Cサービス「Oh my teeth」を開発し提供する。従来の歯科矯正には「定期的な通院」「高いコスト」「続けられない」といった課題があった。Oh my teethではAIや3Dプリンターといった技術を活用し、約70%のコストダウンを実現したという。月額は1万5000円からで、通院は不要。2019年12月にローンチし、累計ユーザーは希望者を含めて約3200名。ローンチ時と比較して売上は50倍になり、黒字を達成。8月の月次売上は1500万円を突破した。

SPORRA:サイクリング仲間を探すマッチングアプリ

 

SPORRAはサイクリング仲間を探すマッチングアプリ「SPORRA」を開発し提供する。ユーザーは目的や熟練度の合った仲間を探し、SPORRAが提案するルートでサイクリングを楽しみながら、フィットネス目標の達成を目指す。

21期プログラムへの応募は過去最多の180社

Onlab21期デモデイの審査員を務めたのは、デジタルガレージ代表取締役の林郁氏、カカクコム代表取締役社長の畑彰之介氏、カカクコム取締役の村上敦浩氏、DGベンチャーズのマネージング・ディレクター上原健嗣氏、Open Network Labエバンジェリストの佐々木智也氏、そしてOpen Network Lab推進部・部長の松田信之氏だ。

林氏は審査結果について「いつもはもっと揉めるのですが、今回はサクッと決まりました。Oh my teethが狙うマーケットはそれなりの規模があります。(他の企業は)まだまだビジネスモデルが弱かったり、マーケットが小さかったりしましたが、既にトラクションも出ているということで、Oh my teethにしました」と説明する。

Onlabではこれまでに、クラウド労務ソフトのSmartHR、福利厚生代行サービスを提供するFOND、電動車いすを開発するWHILLなど、現在活躍中のテック企業を輩出してきた。

Onlabは3カ月間のプログラムで、ハンズオン支援による事業のブラッシュアップや、経営者やスペシャルメンターによるメンタリングの機会を提供する。また、活動資金やオフィス空間など、スタートアップに不足するリソースを補うサポート体制も整えている。11月27日まで2021年1〜4月に開催予定である22期プログラムへの参加応募を受け付けている。