高成長&高年収! 半導体160社図鑑#6Photo:sesame/gettyimages

成長が続くと見込まれる半導体業界の中で、特に「勝ち組」となるのはどんな企業だろうか。ダイヤモンド編集部では、3年後に高成長を遂げていて、かつ年収の伸び率も高い会社を独自試算した。特集『高成長&高年収! 半導体160社図鑑』の#6では、ランキング上位20社をお届けする。ランキングトップに輝いたのはどの企業だろうか。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

3年後に高成長&年収アップの
半導体「勝ち組」企業を独自試算

 活況が続くといわれる半導体業界。その中には、今後成長を続けていても給料が上がらない会社もあれば、低成長なのに年収がアップする企業もあるだろう。

 では、高成長で年収がアップする、真の「勝ち組」企業はいったいどこだろうか。今回ダイヤモンド編集部では、統計専門調査会社おたにの協力を得て、半導体業界で3年後に営業利益が増加していて、かつ年収の伸び率の高い「勝ち組」企業を独自試算した。

 ダイヤモンド編集部がピックアップした半導体・電子部品関連企業142社のうち、IFIS業績予想コンセンサスデータを取得できた61社を対象としている。

 2位にランクインしたのは半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン。詳細は次ページに記載しているが、年収伸び率の“足踏み”を増益がカバーした。

 上位には、他にも知名度の高い装置メーカーがランクインしている。1位に輝いた会社も電機メーカーとして世界に名をとどろかせる会社だ。

 実は、それ以外の“意外な業界”の企業が複数ランクインしている。「半導体の会社」としては知られていない伏兵が、多数「勝ち組」になっているのだ。

 次ページでは、ランキング上位20社を一挙公開している。半導体業界の知られざる「勝ち組企業」を見ていこう。