自由を我慢して稼げば
自由の範囲が拡大して幸福に?
このように自由を我慢してお金に換える交換回路がある一方で、お金があれば、行きたいところに行ける、立派な家に住める、果ては「トロフィー的配偶者」まで手に入る(何のためかは別として)といった自由の範囲の拡大が可能になる(図1)。
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仮に左下から出発するとして、右回りで右上を目指すか、左回りで右上を目指すか?世間には左回りが多いように見える(図2)。

お金と自由とは緩やかに交換可能だ(図3)。

ちなみに、父の職業人生を振り返ると、こんな感じだろうか。大まかには左回りだ。金融マンとしての後半(外資系証券会社に転職以降)は、そう楽しいものではない時期があった。評論家比率が増えて自由度が増してから楽しくなった。