迷子衣類を作らないために
「ちょい置きが見える」クローゼットへ

 たとえば、ハンガー掛け衣類と引き出し収納のちょっとした隙間が「ちょい置き=迷子衣類化」の魔窟になりがちだったりしますよね。なぜ魔窟になるのかと言うと、それは「隙間が狭過ぎるから」なんです。この空間を敢えて大きく確保して「置くだけ収納エリア」に昇華させてみてはいかがでしょうか。

・引き出し収納を1段外して低くする
・掛ける衣類を減らして、ハンガースペースに空きを作る

 などの工夫をして空きが作れたら、そこに浅めのカゴを複数設置。ベルトなどの小物、ハンドタオル、一度袖を通したニットなどを「置くだけ」の場所にするのです。とても便利なのでぜひチャレンジしてみてください。

 今回は、「迷子衣類を作らない衣替え」のコツを解説しました。詳しい片づけの進め方については『家じゅうの「めんどくさい」をなくす』という本で詳しく書きましたので、こちらもよかったらのぞいてみてくださいね。

(家族の片づけコンサルタント sea)