加齢とともに気になる更年期の不調や不安、ますます硬くなる体、痛くて上がらない肩、腰や股関節、ひざの痛み、体のゆがみ、むくみ……。ゴッドハンドによる整体施術で、全身ほぐしてスッキリしたい!
そこで参考にしたいのが、現在約1万5000名が実践する人気メソッド「自力整体」を一冊にまとめた『すごい自力整体』だ。「自力整体」とは、「整体施術のプロの技法」を自分におこなえるメソッド
本書は、自力整体考案者でカリスマ鍼灸師・整体治療家である矢上裕氏監修のもと、後継者の矢上真理恵氏が最新ワークを紹介。骨盤矯正レッスンの動画も本書に収録。「肩コリ」「腰痛」「便秘」「冷え性」「視力」「猫背」「生理痛」ほか、大人世代のコリや痛みに役立つ。
本稿では、本書より一部抜粋・編集し、その中身を紹介する。
監修:矢上 裕 矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家

「骨盤のゆがみ」に要注意!【整体プロがすすめる】超簡単!「骨盤のゆがみのサイン」の見つけ方Photo: Adobe Stock

更年期の不調が出る人、出ない人の違い

 自力整体では、更年期不調といわれる症状は、自律神経の乱れや、ホルモンの減少のほかに、「骨盤のゆがみ」も原因の一つだと考えています。

 更年期特有の不快な症状は、長い間、多くの生徒さんと接していると、不調が出る方もいれば、出ない方もいると感じています。

骨盤のゆがみのサイン

 更年期の不調や悩みをもつ方は、体型が似ていることに気づかされます。

 猫背、そり腰、ぽっこりお腹、お尻がぺたんこ、下半身太り、O脚かX脚

 これらの特徴は、「骨盤のゆがみのサイン」です。

 ですから、骨盤のゆがみ解消は、更年期の予防や改善にもたいへん役立ちます。

「骨盤のゆがみ」をセルフチェック!

 骨盤のゆがみの有無は、次の「ゆがみ診断」でセルフチェックをしてみましょう。

 YESの場合は、ゆがみがある傾向です(*足首を固定した状態でお尻を左右に倒し、どちらが安定しにくいか感じてみましょう)。

(Q)横座りで左右どちらかが座りにくいですか?

1.YES
2.NO

1.YESと答えた人は、骨盤にゆがみがある傾向です。

「骨盤のゆがみ」に要注意!【整体プロがすすめる】超簡単!「骨盤のゆがみのサイン」の見つけ方

『すごい自力整体』では、この他にも、整体プロの技法を使って、コリや痛み、ゆがみを解消するワークを多数掲載しています。(★「骨盤のゆがみ」を解消するワークは動画でもご視聴いただけます)

※本稿は、『すごい自力整体』より一部を抜粋・編集したものです。

「骨盤のゆがみ」に要注意!【整体プロがすすめる】超簡単!「骨盤のゆがみのサイン」の見つけ方矢上真理恵(やがみ・まりえ)
矢上予防医学研究所ディレクター
1984年、兵庫県生まれ。高校卒業後単身渡米、芸術大学プラット・インスティテュートで衣装デザインを学び、ニューヨークにて独立。成功を夢見みて、徹夜は当たり前、寝るのはソファの上といった多忙な生活を続けた結果、心身のバランスをくずし動けなくなる。そのとき、父・矢上裕が考案し1万5000名が実践している「自力整体」を本格的に学び、心身の健康を取り戻し、その魅力を再発見。その後、自力整体ナビゲーターとして、カナダ、ヨーロッパ各地、イスラエルにて、クラスとワークショップを開催。さらに英国の名門セントラル・セント・マーチンズ大学院で「身体」をより体系的に学び、2019年に帰国。現在、国内外の人たちに自力整体を伝えながら、女性のための予防医学をライフワークにしている。 写真/榊智朗

監修者:矢上 裕(やがみ・ゆう)
矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家
1953年、鹿児島県生まれ。関西学院大学在学中の2年生のとき、予防医学の重要性に目覚め、東洋医学を学ぶため大学を中退。鍼灸師・整体治療家として活躍するかたわら、効果の高い施術を自分でできるように研究・改良を重ね「自力整体」を完成。兵庫県西宮市で教室を開講、書籍の出版やメディア出演などで注目され、全国から不調を抱える人々が続々と訪れるようになる。現在約500名の指導者のもと、約1万5000名が学んでいる。著書に『DVDで覚える自力整体』『DVD3分から始める 症状別 はじめての自力整体』(ともに新星出版社)など多数。遠隔地の人のために、オンライン授業と通信教育もおこなう。