大幅値引きを引き出すための商談テクニック
「いくらでもいいから売れ!」と言われている物件かどうかは行って商談してみないと分かりません。大幅値引きの話を切り出しにくいお客様と言いやすいお客様にわかれます。
言いやすいお客様というのは「金額次第では買う」ということを感じられるお客様です。金額に関係なく買わない予感のするお客様には値引きの話はしないからです。そんなことをしても他の物件を回りながら言いふらされるだけだと考えるからです。
だから、竣工在庫で気に入った物件があれば、価格表の数字なんか無視して「〇〇〇〇万円なら買う」とストレートにぶつけるのが一番なのです。
購入申込は2月最終日曜日にすべし
大幅な値引きを勝ち取るのに一年で一番いい時期があります。それが2月の最終日曜日と3月の第一日曜日です。ローン手続きを考えるとこの時期が3月末に引渡しができるギリギリのタイミングなのです。先ほどのケースもまさに3月の最初の日曜日でした。
申込から引渡しまでの流れは売買契約とローンの契約を同時並行的にすすめることになります。
下記のような流れになります。
これだけのことを上段と下段を同時並行ですすめながら3週間でやるのはお客様の協力も必要ですし、営業マンもピント外れではできないのです。だからこのぎりぎりのスケジュールでの大きな値引きは信用できるお客様でないと取引を進める気になれないのです。
これは営業現場の偽らざる心境なのです。
お得にマンションを購入したい方は、広告で目星をつけて、実際現地へ行き、2月の最終日曜日に申し込んで下さい。ちなみにタイミングについては3月決算のデベロッパーを想定しております。興味ある物件の売主が何月決算かを調べてみてはいかがでしょうか。それだけであなたはもうワンランク上のマンション購入検討者です。
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