絶対に覚えておくべき! セクハラの定義
セクハラをしている自覚のある人、自覚がなくてもそれを指摘されたことがある人は、その事実を重く受け止めてください。
くり返しますが、時代は変わりました。過去の常識や倫理観は通用しません。程度によっては、訴えられることも考えられます。
まずは、そういったリスクがあることを認識したうえで、何がセクハラに該当
するのかを、しっかり押さえておきましょう。
ハラスメントは、相手が不快に感じたらその時点ですべてが該当するといわれており、当然個人差は出てきますが、セクハラに関しては次のように法律で定義されています。
「職場における性的な言動に対する他の従業員の対応等により当該従業員の労働条件に関して不利益を与えること又は性的な言動により他の従業員の就業環境を害すること」
法律の条文なのでちょっとわかりづらいですが、嚙み砕いていえば、「性的な言動によって、ほかの職員を不快にさせたり、不利益を生じさせたりすること」になります。
当然、言動だけでなく行動も含まれますし、男性から女性だけでなく、女性から男性に対して行われる行為も対象になります。さらに職場以外の環境においても、セクハラは「人格権侵害」として認められています。代表的な行為を一覧にしたので、ご確認ください(※人事院のホームページから抜粋)。これをやったら、即アウトです。
【参考文献】
1)PeerJ. 2018; 6: e5278. Published online 2018 Jul 25. doi: 10.7717/peerj. 5278 PMCID: PMC6064197 PMID: 30065878 Effects of age on the identification of emotions in facial expressions: a meta-analysis Ana R. Gonçalves, corresponding author1 Carina Fernandes, 1, 2, 3 Rita Pasion, 1 Fernando Ferreira-Santos, 1 Fernando Barbosa, 1 and João Marques- Teixeira1
2)日本精神神経学会 日常臨床における自殺予防の手引き 平成25年3月版