ANAマイラーや海好きから熱視線!
マイル修行僧も注目するワケ

 現在、日本からセブ島への直行便はセブパシフィック航空とフィリピン航空が就航している。しかし、前者についてはLCC(ローコストキャリア、格安航空)のためマイレージサービスは存在せず、預け荷物は有料となる。

 セブ島はダイビングなどのマリンスポーツが盛んな島であるが、それらを楽しもうとすると器具やカメラなどで荷物はどうしても多くなる。せっかく航空券を安く買っても、預け荷物で追加料金がかかるとなると、LCCのメリットを得られない難点がある。それゆえ、フルサービスの航空会社を選ぶメリットは大きいと言えるだろう。

 また、ユナイテッド航空のマイレージプログラムは以下のような理由から人気だ。

● 提携相手が多く、ANAやシンガポール航空、ルフトハンザドイツ航空などのマイレージに転換可能
● マイレージに有効期限がない!
● 特典航空券の燃料サーチャージが免除され、キャンセルも基本的に手数料なし
● 1000マイルを400楽天ポイントに転換可能
● マイレージを貯めるポイントサイト「MileagePlus Shopping Japan」が利用可能

 日本においてこれほど多くの特典を用意している海外航空会社は少なく、いわゆる「マイル修行僧」と呼ばれる人々からもユナイテッドのマイレージプログラムは非常に支持されている。修行僧とまではいかなくても、ANAでマイルを貯めている人なら、持っていて損はないプログラムと言えるだろう。

 なお、ユナイテッドはアメリカン航空やデルタ航空と比べて、日本からの米国就航都市が10都市と多い。そのため、米国へ出かけることが多い人には向いている。

 そして、セブ線はハワイよりも少ないマイル数で交換できるので、手軽にリゾート気分を味わいたい人にもおすすめだ。