最後に「仕事スイッチ」を入れて
休みボケを回避する

 続いて、長期休暇の「おわり」のタイミングでのコツです。

 まずは、休み期間中に、自分が、何を頑張ったのかを振り返ることから始めましょう。できれば、紙やPC、スマホなどで言語化しておくと良いですね。

 この作業はどんなに長くても1時間はかからないと思います。もちろん、休み前に考えていたほどに頑張れなかったとしても、構いません。それでも、その期間中に全く何もしなかった自分に比べれば、1時間でも2時間でも頑張った自分は、その分だけ成長しているはずです。

 また、ここでの「頑張りログ」は、次回の長期休暇の時に参考になりますので、なくさない場所、見つけやすい場所に保管するようにしておくと良いです。

 さて、それが終わったら、最も大事なポイントである「仕事スイッチを入れる」に進みましょう。

 これは、当然ながら、多くの人がやりたがらない作業です。しかし、だからこそ、これをしっかりやれば、休みボケに悩まされている周囲と大きな差がつくのです。

 お休みが始まるタイミングで作成したメモを確認しましょう。休み前にどういう状態だったのか。明日から、どんなことをやれば良いのか。また、もしも休み中に何か思い付いたアイデアなどがあれば、メモに書き足しておきます。

 これを、たった30分でもやっておけば、休み明けに会社に出勤した瞬間から、仕事モードの状態で猛烈なスタートダッシュを切ることができます。

 長いお休み期間中に、普段の自分よりも少しだけ頑張ったことを自分自身の大きな自信に変えて、しっかりと仕事の成果を出していくことを目指しましょう。