![【ドムドム社長直伝】「部下を潰す」上司と「部下が自ら動くチーム」を作る上司、「話し方」の決定的な違いとは?](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/b/f/650/img_bfc37155c383c87c90b2140cdc183232297312.jpg)
部下が積極的に提案し続けてくれる環境を作るには、上司はどう対応すればいいのか。「ドムドムハンバーガー」をV字回復させたドムドムフードサービス藤﨑忍社長に、ジャーナリストの笹井恵里子さんが聞いた。(ドムドムフードサービス代表取締役社長 藤﨑 忍、ジャーナリスト 笹井恵里子)
部下に対しても
人としてリスペクトする姿勢を持つ
第1回は個々の仕事ができる・できないについて私の考えを述べ、第2回は当社で行うクレーム対応の話をしました。顧客の満足度を上げるにはクレームをいただいたときの対応だけでなく、従業員の心の満足度やモチベーションも高める必要がなるという話です。
そこで今回はどのような上司であれば、部下のやる気が高まるのかについてお話ししましょう。部下が自ら動くチームづくりができる上司は、一般的な上司と比べて何か違いがあるのでしょうか。
その違いについて述べる前に大前提となるのは、上司は「礼儀正しく」あることが重要です。多くの人は、相手が取引先であれば、自分よりずっと年下の人に対しても「よろしくお願いします」と頭を下げるでしょう。
ところが社内ではどうでしょうか。私は社内でも、部下に対して礼儀正しく接することが基本にあると思います。ちょっと意地の悪い言い方になってしまいますが、上司というのは年齢が上だったり、社歴が長いという、ただそれだけのこと。
ですからたとえ相手が部下であっても、上司から「おはようございます」「お疲れさまです」とあいさつするのはもちろんのこと、人としてリスペクトする姿勢を持ちましょう。