三菱自動車「アウトランダーPHEV」、ここがイイ!&ここがちょっと……
それでは最後にこのクルマの○と×を。
1.圧倒的静粛性:とにかく静かです。高速でエンジンがかかるタイミングでも、変わらず静か。見事です。
2.ますます洗練されたS-AWC:どんなにムチャしても、クルマがなんとかしてくれます。
3.大容量バッテリー:EV走行100km超はすごい。都会で暮らしていれば、ほとんどガソリンは要らないのではないか。
4.ゴーカ:豪華絢爛、立派な内装。本文では書かなかったが、YAMAHAのサウンドシステムがものすごく良い。音源がショボいともったいない。
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1.高い:最上級グレードは600万円超え。まあでも三菱のフラッグシップですからね。これくらいは仕方がないか。軽でも300万円の時代ですしね。
2.重い:禁断の2トン超え。最軽量モデルでも2070kg。最重量は2140kg。せめて最軽量モデルは2トン内に収めて欲しかった。
3.燃費:当たり前ですが電気がなくなるとガクッと燃費が悪くなり、リッター10キロを割り込みます。長距離を走ることが多い方にはハッキリ言って向いていません(マメに止まって充電するなら別ですが)。長距離ユーザーや、充電環境がない人は、PHEVの恩恵が少ないことを念頭に置くべきでしょう。
来週はアウトランダーPHEVの開発者……ではなく企画部門の方のインタビューです。お楽しみに!
(フェルディナント・ヤマグチ)
アウトランダーの前身は、「ランエボSUV」ことエアトレック
こんにちは、AD高橋です。
三菱のフラッグシップモデルであるアウトランダー。現行型は通算3代目となるモデルですが、前身モデルである「エアトレック」(2001年6月~2005年10月)が海外ではアウトランダーとして販売されていたため、グローバルで見ると4代目のアウトランダーになります。
