聴き慣れた曲に潜んでいた音に、30年以上経って初めて気がついた
なにせ随分昔に取り込んだ音源なので、どれも古いアルバムになりますが、私が実際に聴いた作品の感想を記します。
■Us3『ハンド・オン・ザ・トーチ』

名曲「Cantaloop (Flip Fantasia)」が収録されているUs3のデビューアルバム、『ハンド・オン・ザ・トーチ』。これまで何百回も聴いている作品ですが、今までまったく気づかなかったミキシングエンジニアやマスタリングエンジニアの”遊び”がリアルに感じられたことに驚きました。
アウトランダーの車内のあちこちから飛び出してくる音に、初めて聴いてから30年以上経って「こんなことをやっていたのか」と知る。これは衝撃的な体験でした。
■マイケル・ジャクソン『ヒストリー~パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1』

お次は、マイケル・ジャクソン『ヒストリー~パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1』。ベスト盤と新譜がセットになった、1995年発売の2枚組アルバム。今回聴いたのはベストのほうです。誰もが知っている名曲で構成されています。
1曲目「ビリー・ジーン」のイントロのドラムのクリア感、「Bad」で使われている打ち込み音がまるで生演奏のように感じさせる再現力がとても新鮮でした。何より驚いたのは「スリラー」。曲の冒頭、古い洋館のドアがギーっと開き、風が吹く音と足音が入っていますよね。あのドアの音がヤバい! アウトランダーを運転していたのは昼間なのに、一気に闇の世界に連れていかれました。
■アンサンブル・プラネタ『MAIDEN’S LAMENT/乙女の嘆き』

女性アカペラコーラスグループであるアンサンブル・プラネタのセカンド・アルバム、『MAIDEN’S LAMENT/乙女の嘆き』。
この作品では4人編成で歌っているのですが、再生される音楽の奥行き感がすごい!車内という狭い空間が無限に広がっていくような錯覚を覚えました。一言で言うなら……宇宙ですよ。このアルバムももう20年以上聴いていますが、今回ヤマハのサウンドシステムで聴いて「人間ってすごい」とあらためて感じました。
私はオーディオ評論家ではないので、「すごい!」としか言えず……。稚拙な表現になってしまったことをお許しください。でも、お世辞抜きで本当にすごいんです!
今回視聴したのは上級モデルである「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」で、「Dynamic Sound Yamaha Premium」は体験していませんが、こちらも機会があったらぜひ視聴してみたいと思います。
そしてアウトランダーを手に入れるか悩んでいる人は、ぜひ一度ディーラーでこのサウンドシステムを試乗しながら体験してみてください。冗談抜きで腰を抜かしますよ!
(AD高橋)