発想の転換で
家具と間取りを再編する
そこで実際に行った「部屋割り」と「家具の配置」を見直しは以下の通りです。
(1) 長男に個室を用意
長女が使っていた1部屋を、長男の個室に変更。集中して勉強できるように、デスクやベッド、収納も整え、完全にひとりになれる空間をつくりました。
(2) 長女の部屋をリビングの一角につくる
リビングの一部を間仕切り家具や本棚でゆるやかに仕切り、長女専用の「セミ個室」を確保。以前のように収納目的で家族が出入りすることもなくなりました。
(3)夫婦と次女の寝室も模様替え
長男が抜けて寝室に余裕ができたため、次女専用のデスクスペースを設置。小5の次女にも本を読んだり、翌日の支度をしたりする自分空間が持てるようになりました。



このように間取りと家具を再編することで、家は変えずに「暮らしを変える」ことに成功。子どもも大人も、気持ちに余裕が生まれるようになりました。