スマートフォンでは、迷惑電話対策アプリを活用することで、ロボコールを自動的に判別できる。筆者は、通話用のスマートフォン2台に「CallApp」「TrueCaller」というアプリをインストールしている。これらのアプリは、電話帳に登録のない番号が詐欺電話の場合、画面上に警告を表示してくれる。

CallAppで詐欺ロボコールを受けた際の画面。赤い警告表示が出る。TrueCallerでは、営業電話の種類まで詳細に表示される(以下の画面はすべて筆者がキャプチャしたもの)CallAppで詐欺ロボコールを受けた際の画面。赤い警告表示が出る。TrueCallerでは、営業電話の種類まで詳細に表示される(以下の画面はすべて筆者がキャプチャしたもの)
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TrueCallerが「電力営業」と判別した例。筆者は広告を避けるためTrueCallerのプレミアム版を利用しているが、無料版でも詐欺ロボコールの着信拒否が可能だTrueCallerが「電力営業」と判別した例。筆者は広告を避けるためTrueCallerのプレミアム版を利用しているが、無料版でも詐欺ロボコールの着信拒否が可能だ 拡大画像表示
特殊詐欺グループからの着信をブロックした例。神奈川県を拠点とする詐欺グループの番号のようだが、ここまではっきり名前が出ているのもすごい特殊詐欺グループからの着信をブロックした例。神奈川県を拠点とする詐欺グループの番号のようだが、ここまではっきり名前が出ているのもすごい 拡大画像表示

 「CallApp」「TrueCaller」などの迷惑電話対策アプリは、以下の流れで不審な番号を判定している。

(1)電話がかかってきたら、発信番号をチェック(非通知・偽番号は即着信拒否)
(2)迷惑電話データベースと照合
(3)データベースに該当すれば、画面上に警告を表示(または着信拒否)