件名:くだんの件について
○○さま
お疲れさまです。
例の件につきまして、ご報告とご相談を兼ねてご連絡させていただきます。
先方とのやり取りを進めるなかで、全体の方向性についてはある程度の合意形成ができつつあり、表面的には前に進んでいるような印象を受けています。とはいえ、その進捗の一方で、社内側での情報整理や関係者間の認識のすり合わせがやや追いついていないように感じておりまして、今後の進行にあたって、どこかの段階で一度、現状の整理を行っておいたほうが良いのではないかと考えております。
特に、先方との方向性が今後さらに具体化していく段階において、社内側の足並みが揃っていないと、ちょっとした認識の違いが後々のリスクや混乱につながりかねないと思っております。その意味でも、現段階で一度立ち止まり、現状の整理を行い、次のアクションを明確にしておくことは有意義ではないかと感じております。
そこで恐縮ですが、可能であれば一度、打ち合わせの機会を設けて、現状の進捗状況、社内の整理事項、今後の進め方について意見交換をさせていただければと考えております。もちろん、お忙しいところとは存じますので、ご都合の良いタイミングで構いません。
この打ち合わせの必要性について○○さんとしてのご判断、あるいは他に適切な進め方のご提案があれば、ぜひお聞かせいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします
○○さま
お疲れさまです。
例の件につきまして、ご報告とご相談を兼ねてご連絡させていただきます。
先方とのやり取りを進めるなかで、全体の方向性についてはある程度の合意形成ができつつあり、表面的には前に進んでいるような印象を受けています。とはいえ、その進捗の一方で、社内側での情報整理や関係者間の認識のすり合わせがやや追いついていないように感じておりまして、今後の進行にあたって、どこかの段階で一度、現状の整理を行っておいたほうが良いのではないかと考えております。
特に、先方との方向性が今後さらに具体化していく段階において、社内側の足並みが揃っていないと、ちょっとした認識の違いが後々のリスクや混乱につながりかねないと思っております。その意味でも、現段階で一度立ち止まり、現状の整理を行い、次のアクションを明確にしておくことは有意義ではないかと感じております。
そこで恐縮ですが、可能であれば一度、打ち合わせの機会を設けて、現状の進捗状況、社内の整理事項、今後の進め方について意見交換をさせていただければと考えております。もちろん、お忙しいところとは存じますので、ご都合の良いタイミングで構いません。
この打ち合わせの必要性について○○さんとしてのご判断、あるいは他に適切な進め方のご提案があれば、ぜひお聞かせいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします
結局、発信者は何がしたいのか。発信者は何を聞いているのか、いつまでに返信を返せばいいのか。こんなメールでは返信のしようがない。
“あいまいで遠回しな”日本語は、発信者の忖度グセと論理の不在によって生まれる。「自分の要望を明確に伝えると角が立つかも」という過剰な配慮が、結果として“意味不明な文章”の量産につながっているのだ。