2026年注目の働き方は
ずばり“アクアカラー”だ

 実際、1970年代に整備されたインフラが一斉に老朽化し、電気工事技師などの設備管理、インフラ保全といった現場の専門職の需要が急速に高まっている。

 学歴だけを追い求め、大企業のホワイトカラーを目指すばかりではなく、「一度立ち止まってみて、今の社会にある仕事を見渡してみる」ことが重要かもしれないと岸谷さんは強調する。

 若者の価値観がこれまで以上に生活や働き方の選択に表れ、結果として社会の方向性にも影響を与えていく――。26年は、その変化をいっそう感じ取りやすくなるだろう。

そりゃ実家に住むわ…若者が「港区の頑張りゲーム」を降り始めた当然の理由きしたに・らんまる/ 「MMBH留学」代表、実業家・インフルエンサー。2001年7月7日生まれ、東京都出身。幼い頃に小児リウマチを発症しながらも治療を経て回復。中学受験を経て入学した早稲田実業学校中等部卒業後、渡米してニューヨークの高校へ進学。1年で単位を修了してプリンストンの高校に編入。大学受験では米・フォーダム大学に合格するも、浪人をすることを決意。翌年イタリア・ボッコーニ大学に進学。2021年に「柚木蘭丸」としてSNS活動を開始し、2024年に俳優・岸谷五朗、ミュージシャン・岸谷香の長男であることを公表。本名での活動に切り替え、TBS『Nスタ』や『ABEMA Prime』などでコメンテーターを務める。2023年には友人とともに海外大学受験支援サービス「MMBH留学」を設立し、英語指導や出願支援を展開、教育事業にも注力している。 Photo by Shogo Murakami
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Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda