「この人と一緒に働きたいと思えるか」「自分の話に耳を傾けてくれるか」。Bさんは面接を「企業に選ばれる場」ではなく、「自分が企業を見極める場」として活用したのです。
最終面接では、準備してきた質問を投げかけたところ、「しっかり準備していて、本気度が伝わる」と評価してもらうことができました。
面接官からのその言葉で、Bさんは「ここならやっていける」と確信。結果は見事合格。
「家はお客様から託される大切な商品。長く愛される家を設計したい」
現場経験をアピールしつつ
「最後かも」の覚悟を行動力に変換
30代からの再スタートは簡単ではありませんが、Bさんは「多少無理してでもチャレンジしてよかった」とすがすがしく語ります。
Bさんはキャリアアドバイザーとの面談を通して、なぜ新卒時に現職を選んだのか、仕事をする中でのやりがいと葛藤といった事柄を徹底的に洗い出しました。
定年まで30年以上ある中で、どんなキャリアを歩んでいきたいのか。ヒアリングを行う中で、モヤモヤを言語化することで目指すべき方向性をしっかりと再認識されました。
その上で、同じ属性の転職事例を元に書類の書き方や面接での受け答え方法といった事柄をキャリアアドバイザーとともに一つずつ明確にしていく作業は、Bさんの自信にもつながっていきました。
またBさんは、資格は保持していたものの30代実務経験なしというハンデを理解した上で、「現場経験」という武器をアピール。「最後かもしれない」という覚悟を行動力に変えた点も、転職を成功させたポイントでした。
AさんとBさん、きっかけは全く違いますが、二人に共通していたのは「動きながら考えた」という点です。多くの人は「やりたいことが明確になってから」動き出そうとしますが、実は逆です。「動くからこそ、情報を得ることができ、やりたいことが明確になってくる」のです。
キャリアアドバイザーとして、私からは以下の2つの視点をお伝えしたいと思います。







