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ここ数年、物価高騰や人材不足などを背景に企業の高い賃上げが続いている。優秀な人材を獲得するためには、待遇改善が急務であり、企業による賃上げ競争の様相を呈している。そこで、ダイヤモンド編集部では、統計の専門家の協力の下、恒例となっている「3年後の予測年収」を刷新し、将来の年収を大胆予想。特集『【26年版】3年後の予測年収ランキング!全31業種1200社「賃上げ」有望企業はどこだ』の#4では、コンサル・M&A・人材業界の予測年収を独自に推計し、全35社のランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)
高給のコンサル・M&A
年収2000万円超え企業も
業績がうなぎ上りで、年収も破格の水準で知られるコンサルティング業界。大きな需要を背景に人材も引く手あまたで、新卒の就職人気企業ランキングでも上位を多数占める、まさに時流に乗った業界だ。
外資系のコンサルファームであれば、20代で年収1000万円を超えることは“当たり前”。日系の上場コンサルファームでも、それに見劣りしない高給の企業がある。
しかし、コンサル業界の“バブル的”な膨張に懸念の声が上がっていることも確かだ。数年で大きくビジネス環境が崩れることは想定しづらいが、この高給水準がいつまでも維持されるとも限らない。
そんなコンサル業界の3年後の年収はどうなるのだろうか。ダイヤモンド編集部では、恒例となっている「3年後予測年収」の最新版を作成した。統計の専門家の協力の下、2025年3月期までの実績値から、3年後となる27年4月~28年3月期の年収を大胆予想した。
具体的には、年収が業績などに連動することを前提に、各社の公表資料を用いて重回帰分析による予測モデルを作成、アナリストによる業績予想のコンセンサスデータを当てはめて試算を行った。なお、業績予想は25年12月時点のデータに基づく。より詳しくは次ページを参照してほしい。
今回は、コンサル業界に加え、コンサル業界と同様にプロフェッショナル職として高い年収水準で知られるM&A業界、さらには人材業界を含めた、サービス業界に属する35社のランキングを作成した。
トップ企業は何と年収2000万円を超え、年収1000万円を超える企業は全5社に上るという試算結果となった。その中にある有名企業は、年収が100万円ほど上昇するという試算に。
ベイカレント、シグマクシス・ホールディングス、船井総研ホールディングス、フューチャー、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク、リクルートホールディングス(HD)、パーソルホールディングス(HD)、マネジメントソリューションズ、リンクアンドモチベーション、JAC Recruitment、オープンアップグループ、青山財産ネットワークス……各社の3年後の年収はどれくらい増えるのか、あるいは減るのか。一挙に見ていこう。







