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企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)などの変革ニーズを背景にコンサルティング市場は拡大が続いている。では、企業のコンサル活用の実態は。コンサル選定支援サービス、PROFFITが持つ現役コンサルタント約3800人のデータなどを基に、専門性の高いコンサル人材の業界分布やコンサル活用のトレンドを複数回にわたり明らかにしていく。長期連載『コンサル大解剖』の本稿では、企業のコンサルタントへの相談テーマの変化を明らかにしていく。実は、これまで企業はコンサルに戦略策定を多く求めてきたが、足元では激減している。コンサルへの相談テーマの“大シフト”はなぜ起きているのか。独自データを基に企業のコンサル活用の実態を解説していく。(ダイヤモンド編集部)
コンサル案件893件を分析
「戦略策定」は減少傾向!?
コンサルティング市場は急拡大が続いている。では日本企業のコンサル活用の実態とは。ダイヤモンド編集部は、企業が最適なコンサルタントを選定できるプラットフォーム、PROFFITが持つデータを基に、主要業界を対象とするコンサル人材の業界分布や企業のコンサル活用の最新トレンドを分析した。
前回までは、コンサルタントの分布図に加え、主要業界の企業がどんなテーマでコンサルに支援を求めているのかを明らかにしてきた(『コンサルタントが見つけやすい業界は?【製薬・自動車・金融…主要15業界】現役3800人のデータで明かす「コンサル人材の分布図」を初公開!』など参照)。
今回は、2018~25年にPROFFITに登録があった新規のコンサル案件893件を集計。テーマごとに分類し、経年ベースでの推移を明らかにする。具体的には、「企業がコンサルに相談するテーマがどう変化してきているのか」が分かる。
次ページでは、実際のコンサルへの新規案件を基にテーマの傾向を明らかにしていく。データを分析したところ、「戦略策定」が6年間で激減していたことが判明した。一方で、あるテーマが増加するという"大シフト”が起こっていた。また、コンサルに依頼する調査案件でも、その目的は大きく変化している。戦略策定はどれくらい減少したのか、なぜ大シフトが起こり、調査の目的が変わったのか。企業のコンサル活用の実態をデータを基に解説していく。







