スマートエイジングライフ
オトコを上げる食事塾 笠井奈津子
【第29回】 2013年7月22日
笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
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早く老ける人、老けない人は何が違う?
見た目を若くする食事、食材とは

 アボカド、サーモン、ブロッコリー、パプリカ、フルーツ…。モデルの朝食かと思ってしまうようなラインナップだ。「好きだから」食べているらしいが、カップラーメンや揚げ物を「好きだから」食べている人の肌艶とはやはり何か違う。そして、それらに多く含まれる栄養素をみていくと、理にかなっていると思わされるものばかりだ。

シミ予防にはサーモン、うなぎ
シミを薄くするにはビタミンCを

 今回は夏場に気になるシミに注目するが、シミ対策は2本立てで考える必要がある。まずは、これからできるシミを予防すること。そして、すでにできてしまったシミを薄くすることだ。

 まず、シミを予防するためには、紫外線によって増加する活性酸素に対抗する“抗酸化作用”を意識したい。それは、若返りのビタミンともいわれるビタミンE。サーモン、うなぎ、植物油などに多く含まれるが、それ自体が酸化(老化)しやすいので、できるだけ鮮度の良いものを摂取した方が良い。たとえば、植物油であれば、小さいパッケージのものを買い、間違っても何年ものの…なんてことにはしないように。ビタミンEといえば、末梢血管を拡張させて血行をよくする働きもあるので、顔色のトーンアップも期待できる。

 そして、パプリカや果物に多いビタミンCを一緒に摂ると、ビタミンEの酸化を防ぐ働きをしてくれる。ビタミンCには肌のはりつやを保つコラーゲンの生成を助ける働きもあるから、一石二鳥、という感じだ。

 そして、後者のすでにできてしまったシミを改善するとき…ここでもビタミンCの登場だ。ビタミンCは、メラニンの生成を抑えるうえに、メラニン色素を還元してシミを薄くする、というダブルの美白効果があるのだ。ビタミンCって、なんてすばらしい栄養素なんだろう!…と思うが、問題は、ビタミンCは体内に蓄えておけず、とれるときにまとめてとろう、では成り立たないこと。

 水不足で、トマトやレタスなど、生で食べられる野菜は値上がりしているというが、比較的入手しやすく、ビタミンCが豊富なのは次の野菜だ。

ブロッコリー ・・・・・120㎎
ゴーヤ ・・・・・・・・76㎎
キウイ ・・・・・・・・69㎎
キャベツ ・・・・・・・41㎎
(いずれも、食品100g中の含有量)

笠井奈津子
[栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。
著書には『10年後も見た目が変わらない食べ方のルール』(PHP新書)、『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』(晋遊舎新書)、『甘い物は脳に悪い すぐに成果が出る食の新常識 』(幻冬舎新書)などがある。
公式サイト スリップストリーム(お問い合わせ)


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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