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卒業せずに途中で退学してしまう薬学部生の割合は、私立大学の薬学部の間で驚くほどに差がある。連載『教育・受験 最前線』では、全国薬学部の実力と経営実態に迫る「薬学部ランキング」を全9回にわたってお届けする。第6回は私立57薬学部を対象に、「退学率ワーストランキング」を作成した。最も低い大学の退学率は1%台なのに対し、最も高い大学のそれは39.3%。4大学が退学率3割を超えた。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)
薬学部の「退学率」
最も高い大学では39.3%
薬剤師を養成する6年制薬学部が増えて、薬学部に入学するハードルは下がった。しかし、出口のハードルまで下がったわけではない。入り口のハードルが高いか低いかは大学によって差はあるが、出口に待ち構えるのはどこに入学しても同じ、薬剤師の国家試験というハードルだ。
入試難度が高い大学は、低い大学に比べて、留年せずに6年間で国試に受かる学生の割合が高い傾向にある(本連載#52『【私立57薬学部「国家試験ストレート合格率」ランキング】6位東京理科、5位福岡大、4位明治薬科、ベスト3とワーストは?』参照)。
もっとも、「調剤薬局チェーンなど薬剤師の採用数が多いところは、留年の有無にこだわるより頭数を集められるかが重要だったりする」(大学関係者)わけで、留年してでも最終的に国試に合格すれば、薬剤師として働く道は開ける。
となると、留年以上に問題視すべきは「退学」という見方になるだろう。6年制薬学部に入った学生のうち、およそ1割は退学する。進級できずに勉強についていくことを諦めたり、学費が膨らむことが負担になったりして、出口まで走り続けられなくなるのだ。
この「退学率」(退学者数÷入学者数)、私立大学の薬学部の中で驚くほどに差がある。そこでダイヤモンド編集部では、私立大学57薬学部(6年制)を対象に、2019年度入学者における6年間の退学率を集計したランキングを作成した。
次ページでは、「退学率ワーストランキング」を一挙公開する。最も低い大学の退学率は1%台なのに対し、最も高い大学のそれは39.3%。4大学が退学率3割を超えた。







