親孝行したいならトヨタ、ANAを目指せ!?<br />子ども・孫に勤めてほしい人気企業ランキング

 また、同調査では、男女別比較もしています。「男のお子さん・お孫さんに勤めてほしい企業」としては、自動車メーカーや商社が名を連ねた一方で、「女のお子さん・お孫さんに勤めてほしい企業」では、1位が「ANA」、3位が「日本航空(JAL)」となり、キャビンアテンダントなどの花形職が未だ親・祖父母世代に人気であることが如実に現れました。

 その他、父・祖父、母・祖母の選ぶ「お子さん・お孫さんに勤めてほしい企業」を集計したところ、これもまた男女の考えの差が表れる結果になりました。父・祖父が鉄道大手や航空会社などをはじめとした比較的交通インフラ系業種などを選ぶ傾向にあるのに対して、母・祖父からは「タニタ」(3位)や「味の素」(7位)といった普段の生活になじみのある商品を展開している企業が選ばれています。

 さらに同調査で、こうした企業を選ぶ際に「重視するイメージ」を聞いたところ、1位になったのは「安定している」という点で47.6%。2位は「社員を大切にする」(41.8%)、3位「将来性がある」(35.9%)が続きました。

「親のかかわりを期待する学生」86.7%
男子学生の方が女子学生より親頼み?

「子どもの人生だから(就活に)口出しはしない」と表向きは言っていても、その行方が気になるのが親というものです。

 ベネッセが『大学生の保護者に関する調査(2012年3月)』で、大学1~4年生の子どもを持つ保護者に「お子様の大学卒業後の進路(就職、大学進学等)への関与の度合い」を尋ねたところ、「子どもの進路について、期待や希望を伝えた」人は、大学3年生の保護者で58.5%、大学4年生の保護者で57.3%と半数を超える結果になっています。

 ただし、「就職への関与についての意識」を尋ねたところ、「就職に関して、親ができることは少ないと感じた」保護者が大学3年生では69.0%、大学4年生では72.3%に上っています。実際に関与してみたからこそ、「何もできなかった」と分かった結果を如実に表しているように感じられます。