学生から多い質問に、「話をしながら、身振り手振りをするのはマイナスでしょうか」というものがあります。これも、態度に関わり、「たたずまい」に影響を与えますね。

 これについては、自然に手が動くのはまったく問題ない、というのが答えです。

 どこからが、不自然な身振り手振りか、というと、線引きは困難です。でも、それが過剰であれば、落ち着きがない人物である、という印象になるでしょう。

 その意味で「こうすれば好印象に間違いない」という正解を示しにくい事柄ではあるのですが、まず「面接官の目を見て話す」ことには気をつけましょう。

「何を話すか」だけでなく、「いかに話すか」。また、服装、表情、雰囲気といったものを合わせた「たたずまい」。

 それらのトータルで、あなたの評価が決まるのです。

質問にどう答えるかを通して
面接官は学生の「考え方」を見ている

 さて、それでは今回も原稿を読んでもらった若手ビジネスパーソンに、感想と経験をふまえたコメントをいただきましょう。

 第6回は、ダイヤモンド社で広告営業を担当している入社3年目の山下覚さんです。

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 もう3年も前のことですが、就職活動を経ての私の実感も「何を話すか」ではなく「いかに話すか」でした。これこそが、面接通過の鍵、と感じ、極論を言えば面接官は学生が話す内容を気にしていない、とさえ思います。

 記事にあるような話し方といった外から見える「姿勢」は、とても大切なことです。さらに私は「姿勢」と同じくらい、話を通して垣間見える個人の「考え方」「スタンス」も重要だと感じました。

 私を含め普通の学生はそれだけで他を圧倒できるような唯一無二の経験をしていません。ですから、恐らく面接官は答える「内容」自体ではなく、その背景にある「考え方」「スタンス」を見ているのではないでしょうか。そして、厄介なことにそれらはどんな質問に答える際でも滲み出てしまうものです。

 私は就職活動を始めてしばらくの間、想定される質問への答えの「内容」にばかり頭を悩ませ、それらの答えに、共通する自分の考えを持たせることを怠っていました。恐らく面接官にはちぐはぐな印象を持たれたはずです。

 しかし、いくつかの受け答えをする中で共通する「考え方」を面接官に感じてもらえた、と実感できるようになると自然と結果もついてくるようになりました。

 いかに話すか。これこそが就職活動で最も問われていることだと私は思います。


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