ノートを
プチ論文化する

 結論から言います。

実験ノートは論文と同じように書きましょう。

 実験ノートを「プチ論文」にするのです。必要な構成は次のとおり。

これが実際の「実験ノート」。タイトル、日付、目的(purpose)等、必要事項が明確かつ論理的に記録されていて、第三者が一見して理解できる内容に(資料提供:九州大学中山敬一研究所)
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(1)タイトル
(2)日付
(3)実験目的
(4)材料・方法
(5)実際におこなった手技
(6)結果
(7)考察

 ほとんどの学生は指導しないと、ノートには(5)実際におこなった手技、だけをちょこっとメモ程度に書くだけしかしません。しかし大切だけど意外に難しいのは、(1)タイトルと、(3)実験目的ですね。

 これは論文も同じです。タイトルとサマリーが論文の顔となり、ほとんどの内容はそこに集約されるのです。仕事に置き換えれば、優れた企画書の条件も同じでしょう。

 (5)実際におこなった手技、についてもほとんどの学生はうまく書けていませんね。私は、実際におこなった手技は、どんな小さなことでも記載します。何をどのくらいの量を入れたか、どのくらい時間をかけたかを、毎回毎回具体的に記載します。それがいつも同じようなことでも、です。