男のスメルマネジメント
出世する男の薬膳デオドラント 池田陽子
【最終回】 2014年7月28日
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池田陽子 [食文化ジャーナリスト/薬膳アテンダント]

男は40歳から転がり落ちるように老けていく!
老化とオヤジ臭が止まらない「腎が弱い人」の特徴

「アンチエイジングの黒食材」でおやじの香りを撃退!

 また、腎のパワーアップにおすすめなのが「黒食材」。薬膳の考え方のひとつである「五行説」では、身体の機能と色を関係づけています。腎をつかさどる色は黒。生命力や気力を養い、若々しさを保つパワーがあるのです。「アンチエイジングの黒魔術」を使いこなして、加速する老化とおやじの香りをシャットアウトしましょう。

■黒豆

 腎をパワーアップし、滋養強壮効果も高い黒豆。腎臓の形に似ていることから古来「腎を養うのによい」とされ、生薬としても使われているほどアンチエイジングの強い味方です。血行促進効果もあり、肩こりにもよい食材。ぎっくり腰にもおすすめです。

【コンビニ】黒豆の甘煮、黒豆茶

■黒きくらげ

 腎に働きかけて老化を防ぐとともに、血を補い、血液を浄化して巡りをよくするパワーがあります。「料理の中になんとなく入っていた……」という印象の黒きくらげですが、薬膳においてはバツグンに健康と若返り効果があるとされ、メイン食材として積極的に使われています。どんな料理に使われていたっけ? と思いがちな食材ですが、中華料理のお店に行けば、とりあえず何がしかのメニューに入っていますので、見逃さず摂取を。

【コンビニ/外食】春雨サラダ、八宝菜

■黒ごま

 腎の機能をアップするのは、白ごまではなく「黒ごま」。老化によるパワー不足を補います。中国では昔から「不老長寿の食べもの」とされ、とくに白髪、抜け毛といった髪の老化に高い効果があり、「オヤジ臭と毛の悩み」をダブルで救うという男性にとってありがたい食材。パック入りの黒ごまを常備し、料理に積極的にふりかけて使いましょう。

■黒酢

 中国では酢といえばこちらを使うほど一般的な「黒酢」。アンチエイジングによく、血液の粘りを抑えて血行をよくする「血液サラサラ」効果も高い食材。 肩こり、クマ、ダイエットにもおすすめです。コンビニの黒酢ドリンクで手軽に「飲むオヤジ臭」対策を。

【コンビニ/外食】肉の黒酢炒め、黒酢サンラータン、黒酢ドリンク


SPECIAL TOPICS

池田陽子[食文化ジャーナリスト/薬膳アテンダント]

宮崎生まれ、大阪育ちのアラフォー。立教大学卒業後、出版社にて女性誌、ムック、機内誌などの編集を手がける。取材を通して、カラダとココロの不調は食事で改善できるのでは?という関心から国立北京中医薬大学日本校に入学し、国際中医薬膳師資格取得。自身の体調の改善、美容効果などをふまえてふだんの暮らしの中で手軽に取り入れられる薬膳の提案や、漢方の知恵をいかしたアドバイスを、執筆、講習会などを通して行う。また、日本各地の食材を薬膳的観点から紹介する活動も積極的に取り組み、食材の新たな魅力を提案、発信を続け、食文化ジャーナリストとしての執筆活動も行っている。著書に「ゆる薬膳。」(日本文芸社)「缶詰deゆる薬膳。」(宝島社)、「『ゆる薬膳。』はじめたらするっと5kgヤセました!」(青春出版社)などがある。
■HP:www.yuruyakuzen.com
■Facebook:https://www.facebook.com/yoko.ikeda.79

また、鯖をこよなく愛し、日本全国・世界のさば、さば料理、さば缶を楽しみ、さば文化を語り、さばカルチャーを発信し、さばで日本各地との交流をはかることを趣旨に活動している「全さば連」(全日本さば連合会)にて外交担当「サバジェンヌ」としても活動中。
■全さば連HP:http://all38.com
■FACEBOOKページ:http://www.facebook.com/mackerel.cava  

 


出世する男の薬膳デオドラント 池田陽子

これからますます蒸し暑くなり、体臭が気になる季節を迎えます。そこで提案したいのが、薬膳の考え方を取り入れた体臭撃退術「薬膳デオドラント」です。薬膳というと「生薬を使った難しい料理」と思われがちですが、そんなことはありません。生薬は不要です。ランチでも居酒屋でも賢く食材を意識してチョイスすれば大丈夫。忙しいビジネスパーソンでも実践できるゆる~い「薬膳デオドラント」をご紹介します。

「出世する男の薬膳デオドラント 池田陽子」

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