世の中には情報が溢れていますが、ここでは私も使っている情報収集方法を紹介しておきます。誰でも簡単にアクセスできてコストもかからないものばかりです。
RSSリーダーで
ニュースやブログを読む
RSSとはウェブサイト上で使用されている規格の一つであり、ニュースやブログなどがRSS規格で配信されていれば、RSSリーダーによって自動的に更新された情報を収集してくることができます。
RSSリーダーはウェブ型、アプリケーション型、モバイル型といったいろいろなタイプのものが無料で手に入るので、検索して使い易そうなものをPCにインストールしておきましょう。こうしておけば、ブラウザーの「お気に入り」を開かなくても一気に最新の情報を取得することができます。
弁護士、会計士、エンジニア、学者の方などが書いている専門的な内容のブログを登録しておいてもいいですし、海外の大手新聞社はほとんどRSS配信を行っているので登録しておくと新聞を取っているみたいで便利です。
ポッドキャスティングで
ニュースを聞く
iPodやMP3プレイヤーで、RSSを通して音声ファイルをダウンロードして聞くことができます。iPodでしたらiTunes StoreにアクセスしてPodcastsの「ビジネス」に行けば、いろいろなコンテンツがあります。また、海外メディアのCNN、BBC、Wall Street Journal、The Economistなども音声ニュースの配信を行っており、どれも無料です。その昔は英語の放送はFENくらいしかなかったのでしょうが、非常に便利になったものです。
ポッドキャスティングは動画を見ることもできますが、私は音声ニュースだけでいいと思っています。なぜなら、通勤途中や外出時の空いた時間に聞き流しておけばいいですし、満員電車の中で動画を見るのは大変な割にあまり意味がないと思うからです。
携帯電話で
ニュース配信を読む
携帯電話で新聞社のニュース配信の登録をしておけば、1日に何回か最新のニュースを受け取ることができます。号外が出たときも配信されるので便利です。
専門的なメーリングリスト
に登録する
メーリングリストにおけるディスカッションは、場所を選ばないところが利点です。きちんとしたアジェンダ(議題)が設定され、プロフェッショナルな人間が参加しているメーリングリストは非常に有意義です。参加者のレベルについていこうと努力することや、議論に貢献することは自分の知見を高めます。
「情報は発信するところに集まる」ので、情報コミュニティへの貢献は必ず自分に価値となって返ってきます。プロフェッショナルの脳はネットワーク化されることによって価値が高まると考えましょう。