本作は、第3作『レッドゾーン』や、第4作『グリード』連載中に登場した東大阪の中小メーカー「マジテック」を舞台に、日本のものづくりの厳しさと未来をうらなう物語です。受注減、借金増、跡継ぎ不在……苦難を乗り越え、町工場は生き残れるのか？ 鷲津と芝野を結ぶ奇妙な縁も絡み合い、怒濤のラストまで息もつかせぬ展開をぜひお楽しみください！
新刊のご案内
真山仁著、7/6全国発売、1500円税別
大ヒット小説「ハゲタカ」シリーズ最新作！
待望のスピンアウト書き下ろし
2007年9月、東大阪の中小メーカー「マジテック」創業者にして天才発明家の藤村登喜男が急逝する。通称“博士”の彼こそ、芝野健夫が事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。芝野はマジテックを救うべく、大手電機メーカーから転じて奮闘するが、苦境の渦に飲み込まれていく。再生浮上のきっかけをつかんだと思った矢先、リーマンショックが発生。想定外の余波に襲われ、絶体絶命のピンチに陥る。捨て身の最終戦を前に、宿敵である投資ファンド社長の鷲津政彦をも巻き込んで、芝野は決死の反撃を決断する。
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★真山仁さんのサイン会を開催します。詳しくはこちらまで。（2015年7月14日（火曜）19時〜20時、丸善日本橋店にて、要整理券）
★電子版は、幻の短編『膨張前夜』と『グリード』試読版の二大特別付録付きです！
★今秋からは週刊ダイヤモンドでハゲタカシリーズ第5弾『シンドローム』がスタートします！ ご期待ください。
