上司:「年を忘れる会? 今年起きたことを忘れてもらっては困るね(笑)」

私:「簡単に申し上げますと、今年もごくろうさまでした、来年もよろしくお願いしますという会ですね」

上司:「その会では、何か特別なことをするのか?」

私:「いえ、特別なことをするわけではありません。みんなで集い、食べて飲んで笑って時間を過ごすという感じでしょうか。会のメンバーにもよりますが」

上司:「ただのdrinking party(飲み会)というわけか。それはもったいないな。Recognition Partyというわけではないんだね」

私:「Recognition Party?」

上司:「そうだ。どんな会であっても、参加者にとって意味のある会でなければならない。そうだろ?」

私:「はい、意味のある会…」

 この会話により、私は初めて「Recognition Party」という言葉を知ることとなりました。

「Recognition」を辞書で引いてみると、「認識」とあり、さらに「感謝」と続き、「表彰」「真価を認めること」とあります。

 つまり、誰か称賛したい人がいる場合に、その人の「真価を認めてあげる」ことなのです。

 わかりやすく言うと、ワンランク上のかっこいい「ありがとう」の伝え方と言い換えてもいいでしょう。

優秀な部下に「有終の美」を…
上司が開いた最高のサプライズパーティ

 素敵なリーダーたちは、「Recognition」を演出する、つまり、「ありがとう」という感謝の気持ちを周囲の人と共有することが大変上手です。

 多忙な日々を送り、部下となかなか腹を割って話せないリーダーたちは、「Recognition」を簡単に表すことのできる手段として、意味のある「会」を催します。