文字変換によるイメージ化

 そこで次は、たくさんの数字をイメージに変える方法をご紹介しましょう。

 この方法はまず、数字を文字に一旦変換する必要があります。数字から文字に変換する方法もいくつかあるのですが、今回はすぐに文字に変えることができる方法をとることとします。それが「語呂(ゴロ)あわせ」を利用した方法です。つまり数字の読み方を文字にするのです。そうしてできた文字から考えられるものをイメージに変えるのです。この時、「ゴロ」にするための数字は効率的なので2桁としてください。

 例えば、「83」でイメージを作るのであればまず8は読み方のハチの頭をとって「ハ」3はサンの頭をとって「サ」となるわけです。この「ハサ」につなげて例えば「ハサミ」といったように単語として成立するものを考えるのです。

 このように数字2桁を最初の2文字に割り当てそこからつながる人やものをイメージに変えていきます。「34」であれば「サシみ」とか「31」であれば「サイごうたかもり」とかいった具合です。

 多少数字の読みが違っても自分で作るものなので、ゴロの作り方は結構ゆるい感じに作っても問題ありません。むしろそうして幅を持たせないと、作れない数字ができてしまいます。

 こうしてイメージ化を行い、先ほどの「ストーリー法」でつなげていくのです。ここで作るストーリーも数字を元にイメージを膨らませて作るものですから、突飛で強引でなければできないものがほとんどだと思います。しかし、それで一向に構いません。想像力を駆使して話をつなげてみてください。

 ここに例として数字をあげました。

「013831644717」

 この数字を記憶するためにまずは2桁ずつに区切ってそれぞれゴロからイメージを作ります。(数字の桁数が偶数であれば全て2桁ずつに区切れますが、奇数の場合は上の例のように最初に0をつけてください。)

 この例の場合私であれば01「マイケルジャクソン」38「サハラ砂漠」31「サイ」64「ムシ(虫)」47「シナイ(竹刀)」17「イナヅマ(稲妻)」としました。そこで、

「マイケルジャクソンがサハラ砂漠でサイと虫に襲われたので竹刀で追い払っていたらそこに稲妻が落ちた」というようなストーリーを作ります。その映像を頭の中に思い浮かべることによって覚えるというわけです。

最初の12ケタの数字、覚えていますか?

 さて、最初の12ケタの数字を覚えていますでしょうか。もし覚えられなかったとしたら、試しに今回お伝えした方法でストーリーを作ってみてください。そしてトレーニングのために、次はご自分のマイナンバーを記憶してみてください。ただし、ご自分の記憶力を披露したいからといって、ご自分のマイナンバーを他人に披露しないようにくれぐれもご注意を。