マーケティング論的補足
党名も代表も刷新し話題作りに注力せよ

 民維新党への関心と人気が高まらない大きな理由として、清新な党名と、党代表が決まらないことが挙げられる。

 そもそも選挙に勝つことが目的で合流するのだ。党名も党代表も、極力前の民主党政権のイメージから遠いものを選ぶのでなければ理屈に合わない。

 党名に「民主」あるいは「民」という文字を入れるのは、せっかくの看板替えの効果を減殺する自傷行為だ。過去の経緯から見て、誰の案を通すとしても文句が出そうなところでもあり、いっそのこと、公募で良い党名を募ってはどうか。

 また、仲間割れを避けるために代表選を参院選後に先送りするとの意見が出ているようだが、印象の悪い「顔」で選挙を戦って、仲間を無駄に減らしてから代表を選ぶのでは、いったい何をやっているか分からない。

 何としても早期に大々的な代表選を行い、話題作りに利用すべきだ。

 新党の代表には、旧民主党政権で重要閣僚や執行部を務めた人を完全に除外した上で、なるべく若い政治家の立候補を促すべきだ。個々の政治家の立場や事情もあろうが、前政権をイメージさせる人は、いったん後に引くべきだろう。

 ご本人に迷惑がかかるといけないので、具体的な名前は挙げないが、「この人なら期待できる」と思える人材は複数いる。

 この際、アイドルグループの「総選挙」に負けない大きさと話題性を持つイベントを仕掛けるべきだろう。日本の実質支配親会社であるアメリカで「トランプ旋風」が起こっているくらいなのだから、日本のたかだか弱小野党に過ぎない民維新党が、自分たちを売るための努力を遠慮する必要など何もない。「失う物などない!」という意気込みで、「政治マーケティング」に注力すべきだ。

 一方、民維新党が大コケした場合、国民には「失う物」がある。民維新党にだらしがないと、国民の「選択肢」が失われてしまう。「政策的に正しくあった上で」だと前提条件を繰り返すが、民維新党にはしっかりしてほしい。