外貨預金から即時決済で
買い物ができる

 ソニー銀行のデビットカードは「VISAブランド」で、国内外のVISAの加盟店約3800万店での利用ができる。国内でのショッピング特典は「利用額に対して基本0.5%のキャッシュバック」なので、ポイント還元率の高いクレジットカードのほうがおトクになるケースがある。ソニーバンクウォレットは、海外利用で大きな魅力を発揮する。

 海外でのショッピング代金は、10通貨(下表参照)の外貨普通預金から即時決済される。特筆すべきは、その際に事務手数料などがかからないこと。100ドルの代金なら、米ドル普通預金から100ドルが即座に引き落とされる。

 他行のデビットカードは、海外事務手数料を上乗せした金額をカード会社が定める為替レートで円換算し、円普通預金から決済されるところが多数。このコストが三菱東京UFJ銀行は3%、楽天銀行は3.024%などと高めだ。

 ソニーバンクウォレットの場合、実質のコストとして、外貨預金に預ける際の為替手数料がかかるが、ソニー銀行の基本為替手数料は、米ドルで15銭、ユーロは15銭、豪ドルは45銭と、もともと他行より破格に安いので、低コストで買い物ができる。

 私がハワイでソニーバンクウォレットを使ってみたときの話をしよう。ホテルに到着してさっそくショッピングに出かける。お目当ては、日本で発売されていないレアなコナコーヒーの豆。コナコーヒー専門店でソニーバンクウォレットを差し出すと、問題なく支払いを済ませることができた。レジを扱う人にとってみると、「デビットカード」である認識はないようだ。「このカード使えるのか」と尋ねてみると、「VISA、OK」との返答。つまり、その店が「VISAカード」を扱っていれば支払いができるというわけだ。

 ソニーバンクウォレットで支払うと、数分後には「ご利用のお知らせ」メールが届くと聞いていた。お店を出てスマートフォンで確認すると、ソニー銀行からのメールはすでに入っていた。「ご利用金額39.74ドル」とあり、レシート通りの金額で間違いはない。スマホを眺めながら「レアな豆といっても、2袋で4000円以上も使ってしまった…」と、ちょっぴり反省。お知らせメールは、時に買い物のモチベーションを下げることになるかも(使いすぎは防げるかもしれない)。