ポイント還元やキャッシュバックに
ひかれて使いまくった会社員

 Cさんは37歳で独身の会社員です。限られた収入を有効的に使いたいと考え、キャッシュバックやポイントが付与されるキャッシュレス決済を積極的に活用しています。

 付与されるポイントなどを調べ、しばらくは利用額の2%のポイントがつく「LINE Pay」を愛用していました。コード決済利用でポイントが5%になってからは、コード決済も積極的に使っています。

 ポイント還元率はクレジットカードよりも高いため、家電量販店ではコード決済を使い、使えない居酒屋での飲み会ではカード払いにするなど、使い分けていました。そんなCさんですから、当然、PayPayもスタートと同時使い始めました。

 特にPayPayスタート時には、全自動掃除機やベーカリー、そして炊飯器まで、合計20万円余りの買い物をしました。それだけでなくコンビニでも利用し、キャッシュバックの上限金額である25万円近くまで、何度か買い物をしたといいます。

 一度も全額キャッシュバックに当たったことはなかったのですが、それでも翌月5万円近くがキャッシュバックされると思うと、「次は何に使おうか」と楽しみにしていました。

 これらのサービスは、それぞれ銀行口座とひもづけしています。クレジットカードでもいいのですが、過去に使いすぎて苦労した経験があったのでやめたといいます。とはいえ、チャージ額が少なくなると、「買い物ができなくなるのではないか」と不安になってしまうため、どんどんチャージしていました。

 そうした中、クリスマスや年末年始などで支出が増える年末に向けて、親に何か買ってプレゼントしようと考え、銀行でお金を引き出そうとしました。すると、思っていたほどの残高がありません。ボーナスも入ったはずですし、毎月の給料の残りもあるはずなのに、50万円も残高が少なかったのです。